学校の机の面積を広くすると、もっと効率よく勉強ができるのではないか?
学校の机は狭い
小学生が教室で学習している様子を見る度に思うことは、
机がせまいなあ
ということ
我が子の机の場合、400×600ミリの天板です。
作業スペースがたりない
子ども達が使っているノートはB5サイズが一般的です。
これを開くとB4サイズになるので、257 × 364 ミリ
教科書は会社や教科によって異なりますが、ほぼA4サイズ。
これを開くとA3サイズになるので、297×410ミリ
机の上でノートと教科書を開くと、必ず重なる部分が生じてしまうのです。
更に資料集や筆入れなどが乗るのです。
自分だったらこんな机で作業したくない
ノートや教科書は半分に折って使えば良いとか、筆入れや資料集は使うときに机から出せば良いとか言われる方もいらっしゃると思います。
でも考えて見て下さい、自分がデスクワークするときに、そんな状態で仕事をしたいですか?
私は嫌です。せめて使うモノが重ならないだけのスペースは確保したいです。
学校用家具の規格があった
机は狭くなきゃいけないのかな?と思って調べてみたら法規では特に定められていませんでした。
更に調べてみると学校用家具のJIS規格(JIS S 1021)というものを見つけました。
3. 机の寸法
単位 mm
種 類 0号 1号 2号 3号 4号 5号 6号 標準身長(参考) 900 1050 1200 1350 1500 1650 1800 机面の高さ 400 480 520 580 640 700 760 下肢部分の最小高さ - 350 410 470 530 590 650 ひざ部分の最小高さ - 350 350 400 400 450 500 すね部分の最小高さ - 250 250 300 300 350 350 机面の奥行き 450,500 机面の幅 1人用 600,650,700,750 2人用 1200,1300 ひざ部分の最小幅 - 450 470 470 470 470 500 ひざ部分の最小奥行き - 300 300 300 350 400 400 すね部分の最小奥行き - 400 400 400 400 450 450
これによると、1人用机の場合最大750ミリまでの幅でも良いことになります。
少人数学級が難しいならせめて机を大きく
財政難で教員の人件費削減がさけばれている今日、教員数が増える少人数学級の実現は難しいかもしれません。
だったらせめて、新しく購入する机くらいは天板が大きいモノにしてくれないかなあ。