iPadと預金通帳を一緒に持ち歩くと、通帳が使えなくなるときがあるから気を付けた方が良いよ
最近、通帳がおかしくなるんだよなあ
昼休みの上司のつぶやきです。
なんでも、銀行と郵便局の預金通帳の磁気がおかしくなったのだとか。先週対応してもらったばかりなのに、またすぐに使えなくなったとのこと。
ん?と思い、あるワードを入れてググってみました。
ボス!わかりました!犯人はiPadです!
私が検索したワードは
- iPad
- 通帳
- 磁気
でした。
調べてみたら、うちの上司のように通帳が使用不能になった人の報告がワンサカ…
どうも純正のスマートカバーの磁石によって通帳の磁気データが消えてしまうようです。
iPadに付けたスマートカバーを、写真のように持って軽く振っても、全く落ちません。もしかしたら、そうとう強く振っても落ちないのかもしれませんが、怖くて試せませんでした。
これだけ強力な磁石だったら、通帳の磁気データが消えても不思議ではありません。
ちょっと気になったので、どれだけ強い磁石なのか調べてみました。
実験1 磁石の位置
では、スマートカバーのどの辺に磁石が入っているのでしょうか
クリップをつけて実験してみることにしました。
右側のiPadと接する部分には、予想通り長い磁石が入っていました。
予想に反して、左側の磁石は辺全体では無く、下3分の2ほどの長さでした。
驚いたことに、下の辺にもピンポイントで磁石が入っていました。
実験2 磁石の強さ
次にクリップを使って磁石の強さを調べてみました。
左側の磁石には、クリップが2個つきました。2つめのクリップはやっとくっついいている感じで、ちょっとゆらすとすぐに落ちてしまいます。
右側のiPadに装着する部分の磁石はどれだけ協力なのだろう?
ちなみに、100円ショップで売っていた強力磁石だとクリップが5つくっつきます。
スマートカバーの右側も同じくらいではないかと予想します。
結果は、
なんと2個!左側と同じです。
仮説
これだけの磁力で、いくら軽くなったとはいえiPadの 重さを支え切れるとは思えません。
そこで考えたのは、
iPad本体にも磁石が付いているのではないか?
ということです。
早速検証してみましょう。
検証
iPad本体に、グリップを近づけてみたところ…
写真が下手でわかりにくいのですが、iPad本体に磁石が内蔵されていることがハッキリしました。
と、大げさに進めてきましたが、iPadに磁石が内蔵されていることはググったら出てきました。
通帳の磁気ストライプ弱すぎ
これらの結果から分かるように、iPadにもスマートケースにも磁石が入っているので、預金通用と一緒に持ち歩くときは注意が必要です。
防磁通帳ケースなるものも販売されているようですが、それなりの値段がしますね。
クリップ1本~2本しかくっつかない程度の磁力なので、密着させなければ大丈夫かもしれませんが、もし通帳が使えなくなったら面倒くさいことになるのは確実なので、用心にこしたことはありません。
しかし、これだけスマホやタブレットが一般化してきたのですから、預金通帳側も簡単に磁気が消えないように対策を施して欲しものです。