見切れ写真家元のおいらが無責任に思ったこと

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見切れ写真の撮り方はこんなに簡単だ

先日の記事で、見切れ写真について語りました。

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そろそろ見切れ写真について語ろうか - 見切れ写真家元のおいらが無責任に思ったこと

 

見切れ写真の撮り方は普通の写真とそんなに変わりません。普段から自画撮りをしている人でしたら、簡単に始めることができます。

今回は、見切れ初心者向けに撮影の仕方を詳しく説明していきます。

 

 

スマホのカメラを起動すして自画撮りモード(インカメラ)にする

見切れ写真を撮りたくなったときに、まず行うことはスマートフォンのカメラを起動することです。もちろんフィーチャーフォン(俗に言うガラケー)でもかまいません。

 

普通のデジカメでも見切れ写真を撮ることは可能ですが、液晶画面で見切れ具合を確認しながら撮影することができないので難易度が高くなります。

 

それでも、一眼レフで見切れ写真を撮影する熟練者もいますので、無理というわけではありません。

 

また、カシオのZR1000は液晶画面が可動式なので、自画撮りモードにすることができます。

 

 

いずれにしろ、見切れ写真初心者の方にはインカメラ付きのスマホか携帯電話がオススメです。

 

 

被写体に背を向けてカメラを構える

見切れ写真と通常の写真の最も大きな違いの一つに、写したいモノに対して背中を向けるという点があります。

 

被写体に背を向けたら、いよいよカメラを構えます。

 

多くのスマホ、携帯はインカメラモードではズームが使えません。

そのため、腕の曲げ伸ばしがズームの代わりとなります。

このとき、目の前に人がいないか気を付けましょう。

 

まだまだ自画撮り写真や見切れ写真は一般化していませんので、背後を撮っているのではなくて、目の前の人を撮っていると勘違いされる場合があります。

 

特に目の前に若い女性がいるときの男性見切りストは注意が必要です。あらぬ誤解を受ける可能性があります。

 

 

腰を動かして大まかな構図を決める

見切れ写真の構図を決めるのは腰の動きです。

カメラを構えた腕を動かさないで、腰の回転や曲げ伸ばしで、フレームに入る像を動かします。

 

このときに重視するのはあくまでも背後の被写体です。顔は見切れていてもいなくてもかまいません。

 

見切れ写真を始めたばかりの方は、この段階で顔の見切れ方を調整しようとしてしまいます。

ここではあくまでも大まかな構図を決めることに留めましょう。

 

 

手首の関節を回して微調整する

大まかな構図が決まったら、いよいよ顔を見切れさせます。このときに主に動かすのは手首の関節です。手首の角度を変えるだけで、顔の見切れ方を変えることができます。

 

見切れ具合を調整するときに、顔を動かしている人を見かけることがありますが、あまりオススメできません。レンズから距離が離れたところで、いくら動いても、あまりその動きは写真には反映されません。だったら、レンズ自体を動かすのが最も効率的なのです。

 

この段階で背景が最初に決めた構図と大きく違っていたら、腰を動かして微調整しましょう。

 

 

シャッターを切る

いよいよシャッターを切ります。この段階で気をつけなければならないことはただ一つ、シャッターを押すことで手ぶれが生じたり、構図がズレたりしないようにすることです。

 

多くのスマホの場合、軽いタッチでシャッターが切れるので問題は無いのですが、フィーチャーフォンの場合はスマホよりも深くボタンを押し込む必要があるので、手ぶれやズレが生じやすくなります。

 

不安な場合は、何枚も撮影しておきましょう。今時のカメラで容量不足になることは、滅多にありません。不要だったら後で削除すれば良いのです。

 

確認する

最後に思い通りに見切れているかどうかを確認しましょう。

撮影中に液晶画面に映っている画像と、実際に撮影される画像では、見え方が違う場合があります。

 

写真の縁の数ピクセルの差なのですが、見切れ写真の場合、その数ピクセルで切れ方が大きく変化します。

 

何枚も見切れ写真を撮影していると、だんだん自分のカメラのクセがつかめてきます。

後悔しないように、慣れないうちは写真の確認を忘れないようにしましょう。

 

 

Let's try

文章で読むと難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば深く考えなくても、脊髄反射で全ての動作ができるようになります。

是非挑戦してください。