見切れ技？ なんで写真に技があるの？
見切れ技とは
見切れ写真には、写真フレームからのはみ出し方や写真の様子に応じて、たくさんの技が用意されています。
たくさん技があると聞くと、そんなに覚えられないという不安を感じるかもしれません。
大丈夫です。技名を覚えなくても見切れ写真は楽しめます。
Facebookに見切れ写真を投稿すると、家元を含む見切りストの誰かが勝手に技名をコメントしてくれます。
でも、技を意識して見切れ写真を撮ることができるようになると、楽しさが更に膨らみます。
これは、縄跳びで普通の跳び方しかできなかったのに、二重跳びとか交差跳びとかの技名付きの跳び方ができるようになった時の嬉しさに似ているかもしれません。
見切れ技は、
他の写真術にはない
見切れ写真特有のもの
です。この、見切れ技の存在によって、見切れ写真の楽しさが増すのです。
見切れ技の種類
見切れ技にはいくつかの種類があります。現時点では
- 基本技
- 応用技
- 派生技
- 特殊技
- 集団技
- その他の技
の６つに分類されています。
基本技
基本技はその名の通り、見切れ技の最も基本的な技です。単独で発動します。
現時点では、
- クォーター
- ハーフ
- スラッシュ
- サンライズ
の４つが認定されています。
応用技
応用技は、基本技や派生技と組み合わせて使う技です。基本的に単独では発動しません。
他の技と組み合わせたり、応用技に応用技を重ねることによって見切れ写真に無限のバリエーションを創り出します。
応用技の数は非常に多いうえに、現在も続々と新しい応用技が編み出されていますので、全てをここに書き出すことはできません。
代表的な技として
- アイテム
- ブラックアウト
- オーラ
などがあります。
特殊技
特殊技とは、基本技や応用技に分類することが難しかったり、他の技と比較して極めて特徴的だったりする技のことです。
現在
- インビジブル
- モアイ
- マスカレード
- イーチアザー
- ゼーレ
が登録されています。
派生技
基本技や応用技、特殊技から派生した技のことです。
などがあります。
集団技
２名以上の複数で撮影する見切れ写真で発動する技のことを集団技といいます。２～３名の場合は、単純に技名を連結するだけになりますが、４名以上の場合は個別の技名が付与されます。
現在、個別の技名がついているのは
- オーケストラ
- チューチュートレイン
の２つです。
その他の技
その他の技に分類される技は、いわば「切れていない」技です。
普通に考えれば、見切れ写真の世界では切れていな写真は失敗写真ということになります。
基本技に分類されているのはどれも写真から顔がはみ出すように撮影する技です。
しかし、見切れ写真には失敗写真は存在しないのです。
だから、見切れ写真では普通に顔が全て写っている写真にはフルフェイスという技名がつきます。
人が全く写っていない写真にはノンパーソンという技名がつきます。
手ぶれ写真にはシェイクという技名がつきます。※シェイクは応用技
どんな写真でも、撮影した人が見切れ写真だと思って投稿した写真は、全て見切れ写真です。
そんなんでいいの？
と言う方もいらっしゃいますが、これで良いのです。
だって、失敗写真と切り捨てるより、技名を付けて見切れ写真の仲間にしてしまった方が楽しいじゃないですか。
このほかにも見切れ写真にはたくさんの技があります。
追々紹介していきますね。
