見切れ写真家元のおいらが無責任に思ったこと

ノンジャンルのブログを書きたくて始めたブログ

ネットがない年月の方が長い人種が、生まれた時から周りにネットがある人種に向けてルール作っても響かない

最初に言っておきますが、おそらく私はネット依存に分類される人間です。

 

だから、本日目にしたこの記事 

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「お風呂中は使いません」宣言用紙をスマホ契約時に配布、都がネット依存対策 -INTERNET Watch

には、全く共感できません。

 

 

 先日、うちの娘(小6)が、友達が解説しているネット掲示板に書き込みしてみたいと言いました。勝手に書き込まずに、私に確認してくるということは、何となく後ろめたい気持ちがあったのでしょう。

 

私は冷静に、ネットの良さと怖さを教えました。

特に、イジメに繋がりやすいことは強調しました。

 

「でも、だれも悪口とか陰口とか言ってないよ。ゲームとかアニメとかの話ばかりだよ」

「今はそうでも、これからどうなるか分からないよ。そうなったときに友達に注意できる?」

「注意できないかも。そうなったら抜ければいいじゃん」

「そんな状態でぬけたら、次はあなたがターゲットになるかもしれないよ」

 

こんな感じでやり取りを重ね、最終的には娘に判断をまかせました。もちろん、何かあったら私が全力で娘を守る覚悟で判断をまかせました。

 

しばらく考えた結果、娘が下した決断は、

しばらくはROMに徹する

ということでした。

 

私が、やめといた方が良いんじゃね?オーラを発散していましたから、敏感な娘はそれを察したのだと思います。

 

数日後、娘から

「やっぱり、悪口や陰口が始まったよ。やらなくて良かった」

との報告がありました。

 

きっとこれから、こんなことの繰り返しで色々覚えていくのだと思います。

 

 

ネット依存によって生じると言われている数々の問題点の多くは、現在の社会に対しての不適応です。

 そして、現在の社会を取り仕切っている大人の多くは、成人してからネットにふれています。物心ついたときにはあたりまえにネットが存在している今の子どもたちや若者とは人種が違うのです。

上から押さえつけるだけでは、ネット依存の問題は何も解決しません。

まずは、どっぷりネットに浸かって、子どもや若者と同等にネットを使いこなせるようになってから、議論を始めて欲しいなあ。