カラスの良いとこ探し
先日、娘と公園をランニングしていたら、目の前を大きなカラスが飛んでいました。
ちょうど着地体制に入るところで、大きく羽を広げた姿は、意外なことに格好良かったのです。
「カラスって、かっこいいのな」
「前からそう思ってたよ」
驚いたことに、娘はカラスの格好良さを以前から認識していたのです。
一般的にカラスは害鳥として認識されていますが、ちょっと違った視点で見ると、オモシロいかもしれません。
最も身近な野鳥である
カラスはどこにでもいます。
あまり人間を恐れず人間に近づいています。むしろ襲ってくることもあるくらいです。
ということは、もっとも観察しやすい野鳥であるということです。
私の近所に毎年のようにカラスが営巣する木があります。
今年も産卵したようで、親鳥がいつも巣にいます。
じっくり観察していると、盛んに鳴き声をあげます。
すると、どこからか雄と思われるカラスが飛んできて、私を威嚇するのです。
本当に頭すれすれを飛んでいきます。
こんなに簡単に巣の観察ができる鳥は、カラスの他にはツバメくらいではないでしょうか。
実はオシャレな鳥でる
最近、ワントーンコーデが流行している(た?)らしい。
ファッションには全く興味がないのだが、朝の情報番組でワンコーデを紹介していました。
真っ黒ということで嫌われることが多いのですが、それってまさに黒をメインカラーにしたワントーンコーデということじゃないでしょうか。
そんな目でカラスを見ると、急にオシャレな鳥に見えて来ませんか?
見方を変えると価値が生まれる
カラスは害鳥であるという思い込みを外してみると、カラスのいろんな側面が見えて来ます。
長野県の高原では、寒くて痩せた土地で農業に向かないという思い込みを捨て去ることで、涼しい気候を好む高原野菜の一大産地になりました。
見切れ写真は失敗写真であるという思い込みを捨て、逆にそれを楽しむことにシフトしたことで、1700以上の愛好家がうまれました。
思い込みを捨てることで、あらたな価値が生まれるということですね。
そういえば…
放置しているブログにこんな記事書いたことがあるのを思い出しました。
カラス好きです。
是非こちらもお読み下さい。