見切れ写真家元のおいらが無責任に思ったこと

ノンジャンルのブログを書きたくて始めたブログ

たまには思い出に浸るのも良いものだ

恩師のお見舞いのため、青森~東京間日帰り旅行をしてきました。

そのおかげで、大学時代を過ごした多摩地域を久々に訪れることができました。

学生時代に、あまり良い思い出がなかったので、青森に凱旋してからはほとんど多摩地域を訪れることはありませんでした。

しかし、今回の小旅行がきっかけで、悪いことばかりじゃなかったなあと思えるようになりました。

恩師が入院している病院の最寄り駅、西国分寺駅へ向かいました。

学生時代は小平市に住んでいたので、西国分寺駅も何度か利用したことがある駅です。

23年前の記憶では、特に何も無い駅だったのですが、駅ビルができていて商業施設がそれなりに充実しているのに驚きました。

青森では23年たつとそれなりに栄えていた地区が寂れていくのですが、東京では23年たつと寂れていた地区がそれなりに栄えるのですね。

お見舞いを済ませた後、娘息子に「にしこくん」グッズを買いました。

全く喜んでくれなかったのが残念です。

www.nishikokun.com

 

時間があったら、見切れ写真の聖地「一幻新宿店」に寄ろうかと思っていたのですが、おもったより残り滞在時間が少なくたっていたことと、若干熱中症気味だったので、学生時代のメイン活動地だった国分寺駅で途中下車して昼食をとることにしました。

お目当てのお店は

フジランチ

部活の練習後に、何度もお世話になったお店です。

記憶を頼りにたどり着けるかな?と思っていたら、迷子になりかけてしまったので、Google先生に導かれてなんとか到着。23年前と同じ店構えに感動です。

食品サンプルの棚は昔と同じでした。

写真入りのメニュー表は、23年前はなかったような気がします。

ちょうどランチタイムだったので、2名ほど外待ちしていたのですが、5分ほどまっただけで入店できました。

お店の中には、確かに記憶に残っているシェフと奥さんが!

2人とも全く変わってないような気がします。当時は何歳だったのだろう?

 

私が注文したのは、当時大好きだった

ハンバーグカントリー

当時は貧乏だったので追加しなかった味噌汁もつけました。

ハンバーグのパティを崩しながら焼いて卵でとじたものです。

学生時代はほぼ毎回これを注文していました。

あまりに好きすぎて、卒業して青森に凱旋してから自分でも作ってみたのですが、どうしてもフジランチの味は出せませんでした。パティ自体が違うのでしょう。

過去の記憶は美化されていることが多いので、ドキドキしながら口に運ぶと…

うまい!

今食べても十分旨いです。

量も味も申し分ないので、多摩地域に行かれるかたは、是非お試し下さい。

 

思い出が走馬燈のように

ハンバーグカントリーを食べながら、いろいろと学生時代のことを思い出していました。

実は、現在、大学時代の友人との交流はほとんどありません。

私が青森に凱旋したのでなかなか会う機会が無いというのもあるのですが、私自身が何となく避けていたのです。

大学生活のほとんどを費やしていたアメフトで、わたしはダメダメでした。本当に物理的にも精神的にもダメダメだったのです。向いていなかったのでしょう。

その結果、卒業して数年たっても、チームメイト内での私の立ち位置はダメダメのままで、それが嫌で嫌で、自分から壁をつくり、疎遠になっていったのです。

だから、大学時代はあまり良い思い出がなかったと思い込んでいたのですが、当時と同じ飯を食べてみると、そんなに悪くはなかったんだなと思い出しました。

 

東京往復日帰りは、金銭的にも時間的にも肉体的にも大変な負担でした。

しかし、いろいろな過去を振り返ることができて、本当に良い体験でした。

過去があるから今の自分がある。

過去に蓋をしてばかりじゃいけない

23年ぶりに会った恩師が教えてくれたのかもしれません