長尾中華そば 3つの魅力
2ヶ月半ぶりに長尾中華そば(以下長中)に行ってきたので、長中の魅力について語ってみます。
ちなみに、私は長中の名誉会員ではありますが、関係者でも何でもありません。
よって、ステマでもなんでもなく、純粋に長中を全国の方々に知って頂きたいだけです。
津軽の煮干しラーメンは、他都道府県で食べられる煮干しラーメンとはかなり違います。煮干しのパンチが桁違いなのです。
煮干しジャンキーな私は、東京遠征中も煮干しという文字を見るとどうしても反応してしまいます。
そして、後悔します。
青森県内のラーメンテーマパークに出店するラーメン屋さんは、出店後しばらくすると限定で煮干しラーメンを提供することがあります。
煮干しジャンキーな私は、それに反応して、試してみて、後悔します。
それだけ、一般的に食べられている煮干しラーメンとは違いがあるのです。
長中の煮干しは、出汁を通り越して、醤油、味噌、塩と並ぶ「味レベル」にまで昇華していると、私は思っています。
津軽の濃厚煮干しラーメンは、必ずしも万人受けする味ではないかもしれません。
津軽人でも敬遠する方がいらっしゃいます。
それくらい、個性がハッキリした、他では食べられない、記憶に残る味であるのです。
私の持論に、
メニューの種類が多い店は残念な場合が多い
というのがあります。
しかし、長中には当てはまりません。
長中はたくさんのメニューを取りそろえていながら、
煮干し
という軸があるのでブレがないのです。
私が名誉会員になっている長尾中華そば西バイパス本店だけでも
- あっさり
- あっこく
- つけだし
- こく煮干し
- こく煮干し塩味
- こく鰹
の6種の定番煮干しメニューが用意されています。
この他に裏メニューとして
- こくにぼり
- ごぐにぼ
- まぜにぼ
もあります。
裏メニューですが、お店でも公式サイトでも普通に紹介されているので誰でも注文することができます。
さらに煮干しを高めたい人には
煮干し煎餅
という素晴らしいトッピングまであります。
これは、煮干しを高圧プレスしたものです。
そのまま食べても美味しいし、煮干しスープに浸して柔らかくしてから食べても美味しいのです。
青森市内には長中以外にも濃厚な煮干しラーメンを提供するお店があります。
それら、全て美味しいのですが、残念なことに魚粉の食感が強すぎる店があります。
具体的に述べると
スープがざらつく
のです。
それはそれとして食感を楽しめば良いのでしょう。
個人的に、私は長中に代表される
研ぎ澄まされた煮干しパンチ
の煮干しラーメンが好きです。
かなり長中の味を再現しています。
もっと忠実な長中を味わいたいなら、
長中オンラインショップからのお取り寄せがオススメです。
お店で出しているスープを冷凍してクール便発送してくれます。
煮干しには、プリン体が含まれますので、尿酸値が高めの方は注意が必要です。
私も若干通風気味なのです。
1杯や2杯食べた程度では発作が起こることはありませんが、3日間連続で煮干しラーメンをハシゴしたときは、足の指の付け根の痛みに悩まされました。
ただし、これは煮干しラーメンが悪いのではなく、私の不摂生が悪いのです。
煮干しに罪はありません。
長中に興味を持った方はぜひ青森にお越し下さい。