見切れ写真家元のおいらが無責任に思ったこと

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結局、我が子だけ

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最初に

この記事は親バカ全開で、吹奏楽に対する無知全開の記事ですので、そういうのがお気に召さないかたはご注意下さい。
結論としては、娘がかっこよかったということと、自分の無知を後悔したということです。

吹奏楽コンクールに行ってきた

先日、弘前市民会館で今年度の吹奏楽コンクールコンクールが行われました。
うちの娘も参加するので、家族総出で応援にいってまいりました。

早く着きすぎた


駐車場の心配があったため早めに家を出たら、やっぱり早く着きすぎました。
妻、母、義母は早めに会場に入って他校の演奏を聴くと言いましたが、私は娘の演奏しか興味ありません。
さらに餅(息子)は娘の演奏さへ興味がないので、とりあえず女性陣を会場におろして、男性陣は駐車場で演奏予定時刻まで時間をつぶすことにしました。

弘前スターバックス

弘前市役所の立体駐車場に駐車して、餅と二人で車内でまったりすごしていたら、あることに気づきました。
近くに駐車して降りていった人々が、それほど時間をあけずに、飲み物らしきものを手にして戻ってくるのです。
これは何かあるなと思い、私と餅も車から出て探検に行きました。
するとそこにはスターバックスが!


弘前スターバックスは国登録有形文化財の建物をそのまま利用しています。なんかめちゃくちゃおしゃれに見えます。

なぜこんなところに

餅と二人で飲み物を確保してしばしお散歩していたら、公園のお堀沿いの歩道でちょっとした人だかりを発見しました。
近づいてみるとなんとそこにはリクガメが散歩していました。
かなり大きなリクガメです。


写真には写っていませんが、かなり年季の入った亀様で、甲羅の縁にはガムテープでの補修がありました。
さすが古都弘前、飽きさせない街です。

演奏前

娘の学校の前の演奏順の時に入場して女性陣と合流しました。
前の学校の演奏はそれなりに上手く聞こえます。何と言っても私は素人なので何が良くて何が悪いのかわかりません。どこの学校も上手く聞こえるのです。
ほどなく演奏が終わり娘の学校の準備が始まりました。
娘の学校はそれなりに人数が多く、使う楽器が多いため、かなり忙しそうです。
前の学校よりもパーカッションの楽器数が倍近くあります。
狭い中をちょこまかと走り回りながら必死でセッティングしている娘を、こけたり楽器を倒したりしないかとヒヤヒヤしながら見ていました。

いよいよ演奏

課題曲は
秘儀III -旋回舞踊のためのヘテロフォニー
という曲でした。


やけに不協和音が気になる曲でしたが、分かる人にはわかるのでしょう。
自由曲は
プラハのための音楽 1968(フサ)
という曲でした。
やけにパーカッションが目立つ曲です。
うちの娘にもソロっぽいのがたくさんあってとても不安でした。
狭いステージ上で色々な楽器のところを行ったり来たりしてるのを見ていると、こけたり楽器を倒したりしないかとにかく心配で、生きた心地がしませんでした。
最後のあたりで、ステージ手前端のスネアドラムに移動してきたときは、なにかがおかしかったらしく、楽器の調整をしたり、位置を動かしたりしていて、危なっかしくて見ていられませんでした。
演奏が終わったときは、とにかくホッとしました。
演奏の良し悪しはわからないのですが、上手だったと思います。

実は…

中学に入学して吹奏楽部に入部した娘のパートがパーカッションに決まったとき、少しというかかなりがっかりしていました。
私のイメージとしては吹奏楽=管楽器だったのです。
全く吹奏楽の知識がない私としては、管楽器は少し残念なパートでした。
うちの娘は小学校の時は三味線部だったので管楽器の経験はありませんでした。
吹奏楽の指導経験のある友人に胸の内を吐露したら、そんなことはない、パーカッションも大事なパートだといわれましたが、素人の私にはその良さが理解できませんでした。
親ばか全開な私は、娘がフルートやクラリネット、サックスなどを演奏している姿をみたくてしょうがなかったのです。

今では

タイムマシンにで去年にもどり、当時の私を説教したいですね。
何言ってるんだいお前、パーカッション最高だよ!
と言ってやりたいです。
管楽器だろうがなんだろうが、どうせ演奏の良し悪しなんか素人の私には分からないのだし、娘が生き生きとやっていればそれで良いのです。
どうせ娘しか見ないのだから、派手に動き回るパーカッションの方が見ていて飽きません。
全てが終わって、娘を迎えに行った車の中で、
「パーカッションでよかったね」
と伝えたら、娘はとても嬉しそうでした。
翌日は、お出かけして、好きなものをたんまり食わせてやりました。

ちなみに結果は

もちろんゴールド金賞で県大会出場です。
もう一度、娘の演奏を聴くことができます。
今度は、もっと気楽な気持ちで演奏を楽しみたいものです。