つくりばなし(習作)
ここじゃない、
どこか遠くの星にニンゲンがうまれました。
最初は、あーとか、うーとか、ほえるばかりでしたが、
ニンゲンは頭が良いので、
そのうち「コトバ」を発明しました。
コトバを発明したことで、
ニンゲンたちは意志の疎通ができるようになり、
どんどん文明が発展しました。
ニンゲンたちはそのうち「モジ」を発明しました。
文字はとても便利でしたが、
それを記録するのにちょうど良いめでぃあがなかったので、
石や粘土を固めたものに記録していました。
石や粘土といっためでぃあは使いにくかったのですが、
それしかないのでしかたがありませんでした。
それでも、モジのおかげでどんどん文明が発展しました。
月日が流れると「モッカン」というめでぃあが発明されました。 モッカンは石や粘土板よりも使いやすかったので、みんなが使いたがりました。
でも、石や粘土板になれた長老たちは、
モッカンが流行するのが嫌でした。
いろいろ難癖を付けてモッカンの流行をさまたげようとしたのですが、
やっぱりモッカンは便利なので、めでぃあの主流になりました。
そのうち、石や粘土板に文字を記録する人はだれもいなくなりました。
モッカンのおかげで、どんどん文明が発展しました。
さらに月日が流れると「カミ」というめでぃあが発明されました。
カミはモッカンよりも使いやすかったので、みんなが使いたがりました
でも、モッカンになれた長老たちは、カミが流行するのが嫌でした。
いろいろ難癖を付けてカミの流行をさまたげようとしたのですが、
やっぱりカミは便利なので、めでぃあの主流になりました。
そのうち、モッカンに文字を記録する人はだれもいなくなりました。
カミのおかげで、飛躍的に文明が発展しました。
さらに月日が流れると「すまほ」というめでぃあが発明されました。
すまほはかなり便利なので、みんなが使いたがりました。
でも、カミになれた長老たちは、すまほが流行するのが嫌でした。
いろいろ難癖をつけてすまほの流行を阻止しようとしました。
なんでもかんでも、すまほのせいにしようとしました。
さて、この星の文明はどうなるのでしょうか。
おしまい